ChatGPTなどの生成AIのネット検索への影響は?

  3月15日に ChatGPTのversion 4がリリースされました。まだ有料ユーザーの一部しか利用できないので詳細はわかりませんが、前バージョンでは司法試験は合格しなかったが、v.4では受験者の上位10%に入ることができ、合格できる性能をしめしているそうです。現在の性能でさえ驚きですが、1年後にはさらにレベルアップすると予想され、今のうちに試用して、どのようにすれば活用できるか探っておく必要があります。

 こういった画期的なものが生まれると、手放しに称賛したり、間違った回答や変な回答例をしめしたりと、冷静に分析する人よりも印象批評する人のほうがどうしても多くなります。しかし、たとえば、ChatGPT も、へたな質問をすれば不十分な回答が返ってきますし、上手な質問の仕方をすればとてもよい返事をもらうことができます。従って、使う人の能力しだいです。

 ChatGPT v.3 (or, v.3.5)では、2021年12月末までのデータに基づいて、いろいろな質問に答えていたそうですが、v.4 では最近のデータも参照しているということで、期待がもてそうです。

 それにしても、注目されるのは Google 社の対応です。生成AIは元々、グーグルが一番進んでいました。しかし、OpenAI社はグーグルのAI部門の元社員を10名以上リクルートし、ChatGPT を開発したとのことです。

 Google は3月中に対抗するものを Google 検索に組み込んでサービス開始するということでしたが、ChatGPT があまりにも性能がよいので、Google はサービス公開を5月に延ばすかも知れないという情報もあり、今のところどうなるか不明です。
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