「想定」しなければ「想定外」と言える?ー北陸能登地震の教訓

今年の1月1日に能登半島で大規模な地震が起こり、甚大な被害をもたらしました。原発を推進している政府や財界には都合が悪いことに、(NHKニュースだったと記憶していますが)その1カ月ほど前に、経団連の十倉会長は志賀原発を視察し、「早期の再稼働を期待したい」と述べていました。北陸能登地震では、珠洲地区が壊滅的な被害を受けましたが、震度は志賀原発がある志賀町が最大震度7を記録しました。幸い志賀原発は稼働していなかったので大きな被害は置きませんでした。珠洲にも原発を設置する計画がありましたが、住民の強い反対で実現していませんでした。建設され、稼働していれば重大な事故が起こった可能性が十分あります。
ニュース記事はいずれ削除されるでしょうが、以下のYouTube 動画は圧力がかからないかぎり、削除されることはないだろうと思われます。
https://youtu.be/nLXN9AlpjRA

能登半島から若狭湾にかけての地域は、過去に大きな地震があまり起きていないということから、5つもの原発(敦賀、もんじゅ、美浜、大飯、高浜)が設置されていることから、「原発銀座」と言われています。しかし、断層が地面に現れていないだけであり、過去1000年、大きな地震が起きたことがないから安心とは言えません。そのことは、今回の能登地震で多くの国民に認識されたはずです。

日本には地震が起こらない場所はなく、過去に大地震の記録がなくても、いつ能登地震のような大地震が起こるか知れません。しかし、原発を推進したい人達は、地震学者の調査結果を「免罪符」として、地震の発生が少なく、人口の少ない地域に積極的に原発を多数設置しようとしてきました(現在54基もの原発が日本にあります)。万一、大地震が起きても「想定外」として、責任をとる必要がなく、好都合です。

断層があっても近くでなければ大丈夫だろうといういうことで川内原発(南九州)や玄海原発(北九州)や伊方原発(四国)が造られ、海外沿いで津波が心配でも高い防波堤を設ければ大丈夫だろうと高浜原発(中部)などが造られています。特に浜岡原発には5基の原発があり、もし大規模な事故がおこれば新幹線と東名高速道路が分断され(東日本と西日本の交通が遮断され)、未曾有(みぞう/ 麻生元首相によれば「みぞゆう」)の被害がもたらされることが予想されます。南海トラフ地震が起こればそのような事態も十分予想されますが、それは「想定外の事態」だから「想定しないことにしよう」、ということのようです。

大阪万博は準備が遅れており、建設業界の責任のある立場の人々が、人出不足や建設資材の高騰、能登地震の復興の必要性などの関係で、来年の4月開催までに準備を整えることは不可能だと言っています。しかし、大阪維新の会だけでなく、政府も財界も両方ともしっかりやると「精神論」しか言いません。北陸も関西も同じ地区にあると言え、お金は無理やり投下できたとしても、人の手当はそういうわけにはいかず、いずれは責任を押しつけ合う事態になるだろうと予想されます。誰の責任も問わないのも「日本の美徳」ではないですが・・・。
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