上川陽子氏を外務大臣にした理由 - 女性登用は隠れ蓑

 岸田総理が岸田派の上川陽子氏(元法務大臣)をどうして外相に抜擢した のか、その理由について、ジャーナリストの鮫島氏は深い考察をしています。 次の YouTube ビデオ(6分間)で興味深い内容を語っていますので、視聴 をお勧めします。
 https://youtu.be/UWN2tlbulFE
 岸田政権の支持率はずっと下がり続けてきました。近いうちに予想される 国会解散及び総選挙対策として、政権支持率をあげる必要があります。その ための手段としては、女性の国会議員や大臣や自民党の役員を増やすことがあります。国会議員はすぐには増えないので、てっとり早いのは女性の大臣を増やすことです。数を増やすだけでなく、(高市以外にもう一人)女性を 「重要」閣僚にしたほうがよいと考えたのではないかという推理です。
 岸田派のホープの林大臣を外務大臣からはずすというのはあまり考えられないことでしたが、鮫島氏の解説でようやく納得しました。総理が林氏に実際にどう言ったかわかりませんが、「あなたは私の次の総理の有力な候補だ が、それには岸田派をまとめる力がないといけない、しばらくの間、派閥を まとめる役割をになってくれないか? 今回は女性登用を増やして、政権浮 揚や選挙対策に役立てたい・・・」、とかなんとか。
 岸田総理の長男がパリ外遊の時に公用車でパリ観光や買い物に励んでいた ことをリークしたのは外務省の関係者のはずだと総理はうらみに思っていた ようです。上川氏を外相にしておけば、重要なことは私に伺いをたてるはず だ。外交は最近は首脳外交が中心になっており、それは私がやるから外務大 臣は外交の能力があまりなくても問題ではない(注:上川氏は外交の経験は ないが、ハーバード大学のケネディ・スクールの出身で能力は十分あり)と考えたのではないか、というのが鮫島氏の推理です。
 本心から、女性の閣僚を増やしたいと考えたのならよいですが、どうもそ うではないようです。

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