FIFAワールドカップ Qatar 大会の光と影

 先日の日本対ドイツ戦(FIFA ワールドカップ Qatar 大会)を私も見ました。私はテニスの国際試合は結構見ますが、サッカーや野球などは、話題になっている試合以外は普段は見ていません。(大谷選手が出場するMBAの試合はそこそこ見ています。)
 対ドイツ戦はとてもよい試合であり、見た甲斐がありました。明日(27日)開催のコスタリカ戦もテレビで観戦する予定です。

 しかし、純粋に楽しめない要素がこのカタール大会には多すぎるようです。
 最初聞いた時は信じられませんでしたが、この大会を開催するための準備として、カタールは30兆円以上のお金を投資しており、7つの?大会会場の建設工事などで外国人労働者が約6500人ほどが死亡しているとのことです。(開催準備には日本の企業グループがかなり関わっており、世界最大級の都市鉄道プロジェクト「ドーハメトロ」は三菱重工業が全体を統括しているとのことです。)
 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2211/21/news063.html

 カタールは、首長によるイスラム教徒の独裁国であり、男女差別や性差別(LGBTQ差別)などを行っていることから、人権意識の強いヨーロッパでは批判が多く、EU議会は11月24日に、カタールの人権状況を非難する決議を採択しています。

 日本のマスコミ(TVなど)もカタールの人権問題を申し訳程度に報道していますが、始まるや否や水をさしてはいけないと、そういった報道は控えているようです。

 統一教会や政治資金等の問題で日頃野党やマスコミの批判を受け続けている政府や自民党にとっては、国民がサッカーに熱狂してくれれば、自分達が非難されることがそれだけ少なくなり、願ってもないことです。
 ただし、通常なら政府への批判はそういったことが影響して沈静化していくのがこれまでの常でしたが、統一教会の問題はそういうことにはなりそうもなく、サッカー熱が終われば、また視線が注がれるはずです。

楽天アフィリエイトの成果(ポイント)は本ホームページのメンテナンス費用にあてさせていただきます。ご協力よろしくお願いいたします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました