「インド人もびっくり!」は古い固定観念

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 世界の巨大企業のトップに多くのインド人がついており、「インド人もびっくり!」ではなく「日本人もビックリ!」と言わなければならないようです。

 インド人がトップについている世界の巨大企業としては、グーグルを傘下に持つアルファベット、ユ-チューブ、マイクロソフト、IBM、スターバックス、シャネル、FedEx・・・、というように、信じられない状態になっています。
 人口から言えば、先日中国を抜き世界一になっていますので、インドが欧米の国なら理解できます。しかし、英語が公用語になっているといっても、非キリスト教国で多民族国家ということを考えると不思議です。

 NHKの国際ニュースナビでは、その理由として以下のようなことをあげています。

・アルファベット(グーグルの親会社)のCEOであるピチャイは、あまり豊かではない家庭で育ったそうですが、「勉強を頑張れば世界的企業のトップに上り詰めることも可能」ということで、多くの若者によい刺激を与えている。

・人口およそ14億人のうち15歳から24歳の人口だけで2億5000万人! 若い活力 のある国であり、日本とは雲泥の差がある。

・インドは理工系の優秀な人材を育成するための教育に力を入れてきている。
 インド工科大学の合格者が多数出ているという大手の予備校では、インド全土から多くの生徒が集まるなど、受験が地域の一大産業になっている。
 (国家予算に占める教育関連の予算は2006年度には対GDP比で3.1%だったのが、2020年度には4.5%と、2019年度時点で3.0%の日本を上回る数字)

・異なる言語や風習を持つ多様な民族が暮らし、“カオス”と言われる混とんとした社会でもまれることで、「打たれ強さ」や
柔軟さ」が鍛えらる。
 → 日本社会は生ぬるいというわけです。

 上からみれば、近い将来、インドが日本を抜くのは確実です。人口が日本に比べれば2/3しかないドイツにももしかすると今年か来年にはGDPで抜かれるか知れないと言われています。日章旗は落日象徴となってしまうかも知れません。

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